【前編】自分たちに合った保育園の選び方。全体フローから比較観点作成、実際の園見学の仕方

保育園に登園している画像 育児
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記事概要

多くのパパママは共働きで働いている間に、赤にちゃんの面倒を見てもらうため、子供の社会性を身に着けさせるためなどの理由で保育園、幼稚園、託児所等に赤ちゃんを預けようと検討することでしょう。特に預けられる年齢や金銭的な面から、まずは保育園を視野に入れることが多いです。
しかし、住んでいる土地によって保育園が近くにいくつも開所されていて、どこに通わせればよいか迷う家庭も多いと思います。

今回の記事では、オグロが保育園選びをしてみて、どのように選んだかを実体験でご紹介したいと思います。

各保育園の比較結果詳細は以下の後編をご参考ください。

オグロの保育園選び実例の前提

住んでいる土地や保育園に預ける時期により事情が変わるかと思いますので、前提は以下となります。

  • 東京都の江東区内で認証保育園を探す
    ↑江東区では、保育園は第五希望まで提出可能。第五希望が通らない場合は待機か認可外を探す必要がある
  • 生後0歳クラスに入れようとしている
  • 入れる月は年度のなかば
  • 母子共に育休を取得し、育休明けとともに保育園へ預ける予定
  • 育休延長を視野に入れて保育園選びを優先
    ↑居住地域の近くの認可外も含め定員に空きが少なく、どちらにせよ入れる可能性が低いため、どこにも入れない場合は待機を視野に入れた。

状況が異なる場合でも、参考になる観点はあるかと思いますのでご一読いただければ幸いです。

保育園選びの全体フロー

保育園選びは初めての経験のためどのように進めれば良いか分からなかったので、周りの先輩方からの意見を参考にしつつ、オグロの場合は大まかに以下の順序で進めました。

  1. 保育園選定の絶対条件(足切りする条件)を決める
  2. 絶対条件より候補の保育園をリストアップする
  3. 保育園を比較する観点を決める
    (漠然と保育園を見学するだけでは把握しきれないことが多いです。比較する観点に着目して保育園見学をすることで有意義なものとなります。最終的に比較で使う観点は後で調整していきます)
  4. 保育園見学を予約する
  5. 比較観点に沿って保育園を見学する
  6. 比較観点を調整する
    (実際見学すると自分たちに何が必要で何が不要か分かってきます。初志貫徹は考えずに柔軟に対応しましょう。)
  7. 観点に沿って保育園の順位付けをする
    (見るべき観点により厳密な点数付けや重みづけは難しいこともあり総合評価として、あえて点数付けまではしませんでした。)

この流れに沿って実際に保育園選びを実施しました。次のセクションで具体的な中身を見ていきましょう。

保育園選びの絶対条件や観点

絶対条件

私の住んでいる地域の場合、保育園は数多くあるためすべての保育園を見学・比較することは困難です。そのため、足切りとする保育園に求める絶対条件を定めました。あまり厳しくしすぎてもリストアップができなくなるので加減に注意が必要です。また、絶対条件としないものは比較条件として残していきます
オグロがリストアップした具体的な条件をご紹介します。

  • 現実的に預けられる距離か
    この項目は保育園の比較基準にも出てきます。預ける親が毎日耐えられる距離内を設定します
  • 認証保育園であるか
    前提にも記載しましたが、区が定めている認証保育園に絞って探します
  • 預けられる年齢か
    保育園によって預けられる年齢が決まっています。そのため「将来預けられればいいなー」ではなく、預けられる年齢(月齢)かつ小学校入学まで預けられる保育園に絞り園見学を実施することにしました。

上記のように、この段階ではあまり制約を設けていませんでした。この条件を使って保育園見学をする園をリストアップしていきます。

比較観点

次に保育園を比較する観点をご紹介します。この観点に着目して保育園見学をすることでヌケモレない保育園見学としていきます。(この比較観点は各ご家庭により絶対条件となる場合もあります)
実際に園見学をして比較観点を調整した後のオグロが使用した観点は以下です。

大項目評価基準
親目線(通わせ易さ)自宅や職場・通勤で使用する駅からの距離
親目線(通わせ易さ)保育時間・延長保育の時間
親目線(通わせ易さ)延長保育の金額
(通常保育の金額は区で一律)
親目線(通わせ易さ)登園時の持ち物・サブスクサービスの有無
親目線(通わせ易さ)ベビーカーや抱っこ紐を預けられるか
親目線(通わせ易さ)父母会・PTA・ボランティア参加の活動の有無
親目線(通わせ易さ)アレルギー対応はあるか
子供目線(教育・保育の質)園庭があるか
子供目線(教育・保育の質)サーキット・英語教育等の教育はあるか
子供目線(教育・保育の質)十分に運動させてもらえるか
子供目線(教育・保育の質)自然に触れ合える教育はあるか
子供目線(教育・保育の質)保育園外の課外活動はあるか
子供目線(教育・保育の質)人員割合に余裕はあるか
子供目線(教育・保育の質)スタッフの人当たりや熱量はあるか
スクロールできます

比較観点として重視して使用はしていないが、これまでの先輩からのアドバイスや園見学をして気づいた観点も以下に記載します。

大項目評価基準
親目線(通わせ易さ)発熱した時のお迎え基準
親目線(通わせ易さ)区立/私立、チェーン等の設立区分
親目線(通わせ易さ)車での送迎ができるか
親目線(通わせ易さ)連絡帳は紙かアプリか
親目線(通わせ易さ)写真等で保育園での生活を残せる、把握できるか
子供目線(教育・保育の質)車の交通量
子供目線(教育・保育の質)絵本の貸し出しはあるか
子供目線(教育・保育の質)異なる年齢間の交流はあるか
子供目線(教育・保育の質)住宅街、繁華街など保育園周囲の雰囲気
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このように観点は数多くあるので、各ご家庭に合う観点を調整いただければと思います。

実際の比較結果は後編をご参考ください。

保育園見学のやり方

次に保育園見学の予約をしていきます。
オグロは当初、保育園見学を申し込むハードルが高く感じていました。なぜなら月一などの定期開催しかしていない、見学手続きのために申し込み書類の準備などが必要、区に問い合わせが必要、空きがないと断られるのではないかと思い込んでいたためです。

実際にやってみると思ったより簡単で、方法は以下の2パターンでした。

  • 保育園に直接電話して園見学のお願いをする
  • お問い合わせや受付フォームが用意されており、Web上で予約する

特に保育園見学したいと電話問い合わせをした場合は、その場で日程調整をしていただき特に準備することもなくサクサクと園見学ができます。
しかも、ほとんどの園は園見学を個別開催してくれるため、日程調整も融通が利き、「明日見学でもOKです」との寛容さがありました。
もちろんすべての園でこのように融通が利くわけではなく、定期開催で集団見学としている園もあります。しかし、保育園見学のハードルは想像より低く、園側もどんどん見学していってほしいとのスタンスを感じました。現状で空きが無く入れない場合でも快く見学予約を受け入れてもらい、一旦見学してから空きを待ってほしいとのことでした。

実際に保育園見学をする時は特に準備することもなく直接園に伺います。受付後、まずは園の説明を受け、次に園の施設や保育状況を実際に見学していきます。
たいていの場合は園見学用のパンフレットがあるので、パンフレットを参考に比較観点の質問をしていく形となります。
あらかじめ観点を整理しておくとスムーズに質問ができ、「これを聞いておけばよかった」との失敗も防止できます。

いかがでしたでしょうか、このようにしてオグロは保育園見学を実施して申し込みする園を選定しました。同様に保育園選びをしているご家庭もこの記事を参考いただければ幸いです。

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