【最初の難関】新生児のお風呂(沐浴)の入れ方

お風呂に入る赤ちゃん 育児
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記事概要

オグロが育児を初めて最も怖かった事が沐浴です。あんなに小さくて何もできない新生児をお湯の中に入れて洗うんですよ。溺れるのではないか、こすりすぎて肌から血が出ないか、水が耳に入って病気になるのではないか、最悪な場合死んでしまうのではないかと思っていました。

同じように考える新米パパは多いかと思います。今回の記事ではこの沐浴について、そもそも沐浴とは何から始まり、どのように沐浴をさせればよいのか、助産師さんや保健師さんから指導を受けた内容を紹介できればと思います。

新生児のお風呂、沐浴とは

そもそも沐浴とは何なのでしょうか。宗教的に体を清めるとの意味合いもあるのですが、育児において沐浴の定義は、「赤ちゃんだけをお風呂に入れて洗う」ことです。

なぜそんなことをするのか長男が産まれる前にオグロは疑問に思っていましたが、この「赤ちゃんだけをお風呂に入れる」にはしっかり理由があります。
赤ちゃんが産まれたばかりの頃は抵抗力がなく、細菌による感染症にかかりやすいためです。一見きれいそうなお風呂に見えても、大人がもつ細菌が移ってしまい感染症にかかってしまいます。また細菌感染に加えて、肌トラブルなどを招くこともあります。
そのため、赤ちゃんだけでお風呂に入れて洗うことで、細菌への接触を極力避け、安全に清潔に保つ必要があるのです。

赤ちゃんを風呂に入れる理由は主に以下の目的があります。

  • 赤ちゃんの皮膚を清潔に保つ
  • 温めて血行を促進する
  • 赤ちゃんの体を観察することで異常やトラブルに気づく
  • 赤ちゃんとスキンシップをとる

新生児のお風呂(沐浴)の入れ方

新生児の初めの沐浴は分からないことが多く、安全に入れられるか心配になると思います。そこで、このセクションではどのように沐浴をすれば良いのかを紹介します。

新米パパママへ安心するための一言を伝えるとすると、
意外に赤ちゃんは丈夫です。赤ちゃんが少しお湯を飲み騒いでしまっても死ぬことはありません。何より焦らないことが重要で、お湯に溺れないようにすれば大丈夫です。

頻度、タイミング、沐浴をする期間

沐浴をする頻度は1日1回で問題ありません。
夏場、新生児の汗などが気になるようでしたら1日2回と増やしてもよいでしょう。しかし、1日に何回も沐浴をさせたり、体をこすりすぎるのは肌トラブルの原因となるため控えましょう。

沐浴をするタイミングに対し指定はありません。夜間はNG・日中にすべきとの意見もありますが、各家庭に生活サイクルがありますので、そのサイクルに沿って沐浴を済ませれば問題ありません。
付け加えるならば、新生児の生活サイクルを整えるためにも、毎日同じような時間帯に沐浴した方が良いです。

およそ生後1カ月までの期間を沐浴期間とし、その後はパパ・ママと一緒にお風呂に入って問題ありません。

沐浴の環境

沐浴時の室温は主に22-23℃が赤ちゃんが過ごしやすい温度と言われていますが、無理にその温度に保つ必要はなく生活している室温程度で良いでしょう。ただし、沐浴時は赤ちゃんの服を脱がせ寒がるため、冬場の室温は寒すぎないように気を付けましょう。

沐浴をする場所に決まりはなく、お風呂場、洗面台、台所など赤ちゃんをお湯につけて洗いやすい環境であれば問題ありません。またお湯を溜めるものも、洗面台、ベビーバス、風呂桶など清潔に保てるものであれば問題ありません。

お湯の温度は38℃程度が適温です。大人がぬるいと感じてしまう温度ですが問題ありません。ベビーバスや室温によってはすぐにぬるくなってしまうので、40℃程度で準備し、沐浴を始める頃に38℃となるようにするとよいです。

沐浴のやり方

沐浴の流れは主に以下の順番になります

  1. 着替え、おむつ、タオル、保湿剤、綿棒などお風呂上りに必要なものを準備する
  2. ベビーバスなどにお湯を張る
  3. 赤ちゃんの服を脱がせる
  4. 沐浴させる
  5. 濡れている赤ちゃんをタオルでふき取る
  6. 保湿剤を塗る
  7. 服を着せる
  8. 着替え、ベビーバスなどの後片付け

赤ちゃんをお湯から出した後に準備をしないと冷えてしまうため、まずはお風呂上り後に使用する着替え、おむつ、タオル、綿棒、保湿剤などを準備しましょう。

その後、ベビーバスに湯舟を張り沐浴できる状態をつくります。この際、服を脱がして入れる間に湯が冷えてしまうため少し高めの温度で湯舟を張るとよいです。

その後服を脱がせ、赤ちゃんを湯舟に入れ沐浴をします。沐浴の方法を言葉で説明するのは難しいので、実際に沐浴する際に参考にした動画を紹介します。2024/6月時点で330万回視聴されている動画で、とても分かりやすい内容となっています。

沐浴中は何より慌てないことが大切です。お湯を飲むなどして赤ちゃんが泣いてしまっても慌てず落ち着いて洗ってください。
慌てて水の中に落としてしまい、溺れることが無いようにしましょう。新生児は肌が弱いため、新生児でも使えるベビーシャンプーを使うとよいです。
沐浴中は赤ちゃんの全身を観察する良い場となるため、体に異常が無いか観察するようにしてください。
泡が出るシャンプーであれば赤ちゃんを抱きながらすぐに洗うことができるのでお勧めです。
特に新生児の頃はしわが多く汚れが溜まりがちのため、しわ部分は注意して洗うようにしましょう。
あまり強くこすりすぎると肌トラブルの原因になるため、あまりこすり過ぎず適度に洗ってあげましょう。
お湯の中で洗っているため、お湯と赤ちゃんは泡まみれになります。そのため、最後に赤ちゃんをシャワーで洗い流して沐浴は終了です。

洗った後は、タオルをこするのではなく押すようにお湯をふき取ります。この際、濡れているとすぐに冷えてしまうため手早くふき取れるとよいです。赤ちゃんの耳やおへそは、なかなか乾かないため綿棒でふき取るようにしましょう。

赤ちゃんは乾燥しやすいため、服を着せる前に保湿剤を塗るとよいです。塗布する際は、すぐに保湿剤を吸収してしまうのでしっかり塗ってあげてください。

最後に服を着せて終了です。その際、事前に服を着せやすいように開いておくとすぐに着せることができます。
赤ちゃんは汗をかいているため、ミルクや白湯で水分補給をしてあげるとよいです。

赤ちゃんが落ち着いた後は、使用したベビーバスなどを片付けて終了となります。

オグロはこうやって入れている。実例紹介

最後にオグロが実際にどのように沐浴を行っているか紹介したいと思います。

オグロの場合は、シャワーで済ませることがほとんどなので湯舟をあまり張りません。そのためベビーバスをバスタブに保管し、沐浴の際にベビーバスをバスタブから取り出し、風呂場で沐浴を実施しています。また、最後にシャンプーを洗い流すときに長男を置くためのバスマットを使っています。

保管時の画像
設置時の画像

使っているベビーバスは、収納を考慮してエアータイプを使っています。エアータイプは軽量で折りたたんで持ち運びがしやすいため旅行や妻の実家でお風呂に入れる時などにも重宝しています。
また、熱容量も小さく、空気で断熱されてお湯が冷えにくいこともポイントです。
使っているベビーバスは以下のようなシンプルなもので十分と考えて使用しています。

バスマットはホームセンターで購入しましたが、キャラクターものもあるので赤ちゃんやパパママのお好みに合わせてみてはいかがでしょうか。

使用しているボディーソープに関しては、利便性を考慮して全身使えて、ワンプッシュで泡が出るタイプを使用しています。その中で新生児にも使える低刺激を謳っており、薬局やベビー用品店ですぐに手に入り購入しやすく、値段が張らないものを基準に購入しました。ボディーソープに関して、肌に合う合わないの個人差が大きいため、とにかく試しやすいことを重視して値段が張らないものから試しました。
オグロの長男はあまり肌トラブルが起こらなかったため口コミの良いママ&キッズの全身シャンプーを使用して特に問題なく使えています。近くの薬局ですぐに手に入るので重宝しています。

洗っている最中もバスマットがエアータイプであれば安全に赤ちゃんを寄りかからせられるので安心して使用できます。背中を洗っているときに長男がベビーバスに掴まり耐えている姿はとてもかわいいです。

お風呂上りの保湿剤もしっかり塗っています。塗ると塗らないでは違いが大きく、忘れてしまうとすぐにカサカサになってしまいます。使用している保湿剤に関して、こちらも利便性を考慮してワンプッシュで出るポンプタイプを基準に、薬局やベビー用品店ですぐに手に入り購入しやすく、値段が張らないものを購入しました。
こちらは複数試していませんが、肌トラブルを起こすことなく使えています。

任意のテキスト

赤ちゃんの沐浴はドキドキするイベントです。そのため、この記事を参考に沐浴を行い、赤ちゃんの肌を清潔に保ちつつスキンシップを取っていただければ幸いです。

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