記事概要
産まれたばかりの時はミルクを飲ませたりおむつを交換する泣き止んだのですが、成長すると理由もわからず泣いてしまうことが出てきます。
これは赤ちゃんによくあることで、生後3週目から原因不明で泣きはじめることが多く「コリック」や「魔の3週目」と呼ばれるものかもしれません。
私もそうなのですが、泣き止まない赤ちゃんを見ると心配になって原因を調べたものです。この記事にはコリックについてとオグロが実際に対応した実体験をまとめましたので、皆さんも赤ちゃんが泣いている理由を知り対応を参考にしていただくことで少しでも不安が和らげば幸いです。
赤ちゃんが泣き止まない一般的な理由
まずは、赤ちゃんが泣き止まない場合の一般的な理由を見ていきましょう。
赤ちゃんが病気や怪我がない場合、一般的には以下の理由により泣いてしまい、パパやママに助けを求めます。
- おむつを替えて欲しい
おしっこやうんちによりおむつが汚れると、赤ちゃんは不快となり泣いてしまいます。まずはおむつ交換をチェックしてみてください - お腹がすいている
激しく泣いたときや、指をしゃぶるようなしぐさがあるときなどはお腹がすいているサインです。ミルクや母乳を与えてください - 眠い
大人では考えられませんが、赤ちゃんは眠気に対して不快感を持ち泣いてしまいます。だっこなどで赤ちゃんを安心させ、寝付くまで様子を見てください - その他不快なことがある
暑い、寒い、げっぷが出ないなど赤ちゃんが不快に感じることがあり泣く場合があります。対応は様々ですが、原因を見つけて取り除いてください
赤ちゃんが泣いてしまった場合、これらの理由を解決することで泣きやむことが多いかと思いますので、対応を実施してみてください。
コリック(魔の3週目)
上記の一般的な理由以外でも赤ちゃんは原因不明で泣いてしまうことがあります。これは「コリック」と呼ばれる現象かもしれません。生後3週間程度から現れるため「魔の3週目」と呼ばれる場合もあります。
コリックの定義は、はっきりした原因がないにも関わらず1日3時間以上続き、週3日以上発生するものとなっています。病気や怪我などにより発生するわけではないため害がないものとされています。
時間帯を問わずいつでも起こりますが、夕方から夜にかけて泣くことが多いため「黄昏泣き」「夕暮れ泣き」とも呼ばれることもあります。
一般的に生後1カ月〜2カ月頃をピークに生後5カ月〜6カ月頃まで続く赤ちゃんが多いとされています。
コリックの特徴
コリックのが起きた時の症状は、以下の特徴があります。
- 腕や足をバタバタさせて泣いている
- 真っ赤な顔をして泣いている
- こぶしを握って泣いている
- どこも悪くなくても痛そうな表情で泣いている。
- 何をしても泣きやまない。泣きやんでもまたすぐに泣きだす。
コリックの原因(仮説)
コリックは原因がわからないと記載したのですが、いくつかの原因が仮説として挙げられています。
- お腹にガスが溜まり不快な症状が発生している
- 胃酸が逆流し不快な症状が発生している
- 新しい情報がいっぱいで刺激的すぎるため夕方に疲れが出てきてしまう
- 母乳やミルクに含まれる成分による食物アレルギーやタバコの煙がコリックを引き起こす原因になっている
コリックは赤ちゃんにとって実害がないため、深刻にならず、無理に泣き止ませる必要はなくしばらく放っておくことも一つの手段です。
コリックが続いてしまうとママやパパもイライラしてストレスが溜まってしまいますが、何をしても変わらない場合がありますので、あまり自分を責めず無理をしないことが重要です。
困ったことやわからないことがあれば、友人、児童相談所などを利用して、ひとりで悩み過ぎないように意識してください。
オグロの場合の実例と対応
コリック襲来
オグロの場合も、長男にしっかりコリックが襲来してしまいました。
長男が産まれて3週間程経つと、徐々に原因不明に泣くことが増え、特に夕ご飯を準備している夕方に泣くことが多いです。
観察をすると、泣く前後でおならをしていることが多いことがわかりました。コリックの原因といわれる仮説の一つ、ガスが溜まっている場合ではないかと考えられます。
踏ん張るような顔をしながら泣き、おならが出ると泣き止む。逆もしかりで、おならが出ると泣きだしてしまいます。
長男は生後1カ月ほどで便秘気味となりうんちが出ないことも関連しているのかと思います。
しかしガスが溜まっている場合は泣く原因の一部であり、いずれにしても原因が分からず泣いていることが多々あります。
原因不明で泣いているときの対応
ミルクをあげたりおむつを替えたにも関わらず泣いている、原意不明の場合に効果があった対応を紹介します。
だっことスクワット
原因不明の不快感や赤ちゃんの不安を紛らわすために、だっこしながらスクワットをすることで落ち着かせることができています。そのほかにも、高い高いをしてあげると効果的でした。
このスクワットのような上下運動は輸送反応(哺乳類が備えている、動物が親に運ばれるときに暴れないようにする本能)と似ていることから泣き止むと言われています。
すぐに効果は出るわけではありませんが、上下運動をし続けると徐々に落ち着き泣き止みます。
おしゃぶりを与える
こちらも赤ちゃんの不安を紛らわすために、おしゃぶりを与えることで泣き止ませることができます。
皆さんも、赤ちゃんが母乳やミルクを飲んでいるときは必至に吸い付いているため泣き止でいると思います。赤ちゃんは吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)という口の中に入ってきたものに本能的に吸い付く本能を持ち、おしゃぶりはこの本能を満たしてくれます。すると赤ちゃんは安心して気持ちを落ち着かせることができます。
長男の場合も、おしゃぶりを与えると必死に吸い付き泣き止んでくれます。しかもこれは即効性が高く急激に泣き止みます。
しかし、おしゃぶりを与えた直後は良かったのですが、次第にニセモノと覚えるのか吐き出す場合も出てきしまいました。そのため毎回効果があるわけではありませんが、とても有効な対応方法です。
うつ伏せで抱く(コリック抱き)
生後1カ月半を過ぎたころから、うつ伏せの練習を開始しました。泣き出した際に、気を紛らわせようと自分のお腹の上ににうつ伏せで抱いていると泣き止んでくれます。
似たような抱き方で、コリック抱きというものがあり、赤ちゃんを片方の腕の上にうつ伏せにのせ、肘のところで顔が上を向くように抱き、もう片方の手で赤ちゃんのお尻と背中支える抱き方です。
これは、お腹にガスが溜まっているときにげっぷが出やすい、便秘時にお腹がパンパンになっているときにおならが出やすいなどに効果がある抱き方となります。
コリック抱きの参考動画
長男の場合、おならを出すタイミングで泣いていることが多いためこの抱き方で泣き止んでくれることも多いです。苦しそうな時に実践しています。
いかがでしたでしょうか。いずれにしろ、泣いてしまう原因はわからないことが多いためあまり深刻にならずに泣き止むまで待つことも重要かと思います。私も、どうしようもない場合は、泣かせて見守ることも多いです。
この記事を読み、子育て時の不安が少しでも解消できれば幸いです。
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