記事概要
産まれたて新生児の時は、サラサラのうんちが1日に数回出るためこのような悩みは少ないかと思いますが、成長して乳児になるにつれて大人同様に赤ちゃんも便秘をしてしまいます。
私の長男も生後2カ月ほどすると便秘に悩み苦しそうにギャンギャン泣いてしまいました。
苦しそうにする姿を見るのも辛いし、泣かれるのも辛い。
今回の記事では、赤ちゃんの便秘についてどのような対応があるのか調べてまとめましたので、オグロが実際に行った実例とともに紹介します。
こちらの記事を見て、少しでも赤ちゃんの便秘を解消できれば幸いです。
赤ちゃんのうんちについて
一般的な赤ちゃんのうんちの回数
正常な赤ちゃんであれば、1日に数回うんちが出るのが一般的となります。
産まれたばかりの新生児の時はマスタードのような黄色い粒々と一緒にさらさらのうんちが1日に7-8回ほど出ます。これは新生児の段階ではまだお腹にうんちをためる力がないため摂取したものがすぐに出てしまいさらさらのうんちとなるためです。
生後1-2カ月程度の乳児に成長すると徐々に消化器官が発達しうんちをためる力がついてきて、水分や栄養を吸収しやすくなりうんちが徐々にペースト状となってきます。このころになると、うんちの回数は1日に2-3回程度と徐々に回数が減っていきます。
さらに、5-6ケ月の離乳食を食べる頃にはさらに腸が発達しうんちを貯めれるようになるため、うんちの回数も同様に減っていきます。
また、母乳で育てるかミルクで育てるかでもうんちの回数に影響すると言われており、母乳で育てるとうんちの回数が多くなる傾向があるようです。これは、母乳に含まれる乳糖が腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を活性化させる効果があるためとのことです。
しかし、あかちゃんのうんちの回数は個人差が大きく、4-5日に1回でも問題ない赤ちゃんもいるため一概に適切な回数があるわけではありません。(ここ大事!!機嫌が悪い、お腹が張って苦しそうなどの弊害が出ず安定してるのであれば個人差のため特に問題はありません)
赤ちゃんは便秘をしやすい
赤ちゃんは一般的には1日に数回うんちをするのですが、そもそも産まれたばかりの赤ちゃんは消化器官が未発達な上、いきむ筋力がないため便秘をしやすいと言われています。その傾向はうんちを貯めることができるようになるにつれて多くなっていきます。また、食べ物が変わるタイミングである離乳食が始まると急に便秘となる赤ちゃんも多いそうです。
主に便秘をしてしまう理由は以下が挙げられます。
- 運動不足
産まれたばかりの赤ちゃんは、眠っている時間も多いため運動不足となり腸の動きが悪くなるため便秘になることがあります。 - 水分不足
赤ちゃんは汗かきのため水分が不足してしまい、うんちが固く出ずらくなり便秘となってしまいます。また、離乳食が始まると徐々に固形物を口にしていくため同様に水分不足となり便秘になってしまいます。 - 母乳やミルク、離乳食の量がそもそも不足している
母乳やミルクの量が少ない場合、うんちとなる物がそもそもすくないため便秘となってしまいます。これは栄養不足の原因ともなり体重減少にもなってしまうので気を付ける必要があります。
赤ちゃんも大人と同じような原因で便秘になるんですね。
便秘等の腸内環境はコリックの原因とも言われているので合わせて参考にいただければ幸いです。
便秘の対処法と実際に実施してみた実例紹介
オグロの長男も生後1カ月半ごろに便秘になってしまいました。それまでは1日に2-3回出ていたのですが2日に1回ほどしか出なくなり、お腹が張って苦しそうに泣いてはおならを出すようになりました。おならのみでうんちが出ないため、苦しいから再度泣くを繰り返します。父子ともに辛い日々でした。今回はその当時に実践した便秘の対処法とどれだけ効果があったかの実践結果を紹介させていただきます。
綿棒浣腸
調べるとすぐに出てくるのがこの綿棒浣腸。効果がおおきそうなため真っ先に食いつき実践しました。
綿棒の先端に油やワセリンなどの潤滑剤を塗り、肛門に綿棒の先端の綿部分の1.5~2センチ程度を挿入して「の」の字を描くように綿棒を動かします。綿棒はある程度の大きさが必要なため大人用の綿棒が効果的とのことです。
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オグロの場合は、2日ほどうんちが出なかったため綿棒浣腸を実施しました。異物感のせいかギャンギャン泣いてしまい、浣腸を行っている大人も腸を破ってしまうのではないかと恐る恐るの実施でした。
恐る恐るながらも十分に綿棒を入れ動かしてみましたが、残念ながら長男の場合その後にうんちは出てくれることがなくこの対応は不発に終わりました。
便秘解消の運動
次に紹介するのが便秘解消の運動です。これは運動不足の赤ちゃんに対し運動を一緒にすることで腸を刺激してうんちを促す役割となります。赤ちゃんの両足を持って自転車を漕ぐようなイメージで交互にゆっくりと動かす運動や、両足を左右にゆらゆらうごかす運動が効果的となります。
綿棒浣腸の後にやってみたのですが、こちらも効果を実感できるほどの効果はありませんでした。もともと長男は泣く際に足をじたばた激しく動かし便秘解消運動を自分自身で十分に行っていたため、運動不足はあまり関係なかったのだと考えています。
運動した後にうんちが出るということはなくこちらも不発の終わりました。
便秘解消のマッサージ
こちらは、マッサージにより腸を刺激することでうんちを促すもので、
下腹部を、直腸の方向に向けて「の」の字を描く要領でマッサージします。また、肛門の周辺を指で押して刺激すると便意を促すことができます。
実際にやってみましたが、こちらも便秘解消の運動と同様に即効性のある効果は見られません。数日実施しても、もうんちが出たり便秘になったりと効いているとはいいがたい結果となりました。
水分補給
汗や離乳食によって水分不足になった赤ちゃんに対して、十分に水分を補給してあげることでうんちを出しやすくする対策です。
白湯やお茶で、不足した水分を補うことで対応します。
これは妻の職場の同僚からおすすめされた方法で、オグロの長男の場合はこの対応が効果絶大でした。
白湯をお風呂上りに毎日飲ませるようにすると、うんちの回数が毎日安定して2-3回ほど出るようになりました。
長男の場合は即効性があり、与えた当日にうんちが出てくれ、粘り気のあるペースト状から少し水っぽいペースト状になり見た目でも実感できました。
長男の喉が渇いていない時は、飲んでくれないのでタイミングが重要です。比較的お風呂のあとのミルクを上げる前であれば飲んでくれる傾向にありました。
便秘改善の食材を与える
こちらの対応は、オグロの場合未実施となりますが、赤ちゃんに与えるものから便秘を改善する対応となります。
離乳食が始まっている場合は、大人同様に繊維質の多い食品が効果的で、サツマイモ、海藻、果物を潰したり、すりおろしたりして食べさせてあげるといいようです。
便秘について健診時に医者に相談したとき紹介されたのですが、粉ミルクにも便秘を改善する商品が出ているそうです。
「オリゴ糖」や「乳糖」などの整腸作用のある成分が腸内のビフィズス菌を増やしてくれることで便秘解消に効果があるそうです。このような「オリゴ糖」や「乳糖」が多く含まれている粉ミルクを選んでみるのもよいかと思います。以下にこのようなオリゴ糖配合の粉ミルクを記載します。
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その他にも、オリゴ糖入りのシロップ等も販売されています。
いかがでしたでしょうか。こちらの記事をご参考にしていただき、少しでも赤ちゃんの便秘を改善できれば幸いです。
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